オウンドメディアの代行会社のオススメはどこか?
そんな方に、豊富な制作実績のある代行会社を10社紹介いたします。また代行会社の選び方や、費用なども調査しましたので、ご参考ください。
「売上アップのためにオウンドメディアを立ち上げよう」そんな時、あなたはどんな代行会社へ依頼すればいいかご存知ですか?
「Web制作会社に頼めば大丈夫でしょう」なんて思っているなら要注意です。
ここでは、実績のある代行会社を10社厳選してご紹介します。選び方、依頼の費用相場なども解説しますので、代行会社選びの参考にしてください。
オウンドメディア代行会社の選び方
オウンドメディアを成功させるには、Webディレクターやクリエイター、ライターなど、様々なプロの力が必要です。しかし、誰に頼んでも成功するとは限りません。では、どんな会社に依頼すればいいのでしょう?
オウンドメディアの制作・運用実績がある
信頼できる代行会社を探すには「どのようなオウンドメディアを作っているか」「どのような成果を出しているか」を確認するのが一番簡単です。
- 自社と同じサービスをしている会社の制作実績がある
- 運用しているオウンドメディアの集客数などの成果がある
オウンドメディアの専門会社は少なく、中には実績がほとんどない会社も存在します。そのため依頼する際には、オウンドメディアの制作・運用実績を確認しましょう。
業界に対しての知識がある
読者の知りたい情報や、悩みを解決できる情報を発信すること。それがオウンドメディアの価値になります。そのためには運営側に業界の専門的な知識を求められる場合があります。
しかし、代行会社が業界やサービスに関する専門知識をもっていて、思い通りにオウンドメディアの運用代行をしてくれるとは限りません。そのため代行会社を選ぶ時は「自社と同じ業界に関する知識がある会社」を選ぶとスムーズな運用ができるでしょう。
もし見つからない場合は、自社の業界に対しても積極的に学ぶ姿勢がある会社を選びましょう。
見積もりの内容が明確
オウンドメディアの制作費用には、数十万円から数百万円と大きなお金が動きます。代行会社との間で金銭トラブルなどが生じないよう注意しなくてはなりません。
見積もりに曖昧な内容があった場合、制作後に追加料金が請求されたり、必要以上に費用を水増しされて請求されたりする恐れがあります。
そのため、代行会社との金銭トラブルを未然に防ぐためにも、見積もり内訳まで提示してくれる代行会社がよいでしょう。
コミュニケーションを密にとってくれる
代行会社はオウンドメディア制作のプロですが、あなたの業界やサービスに精通するプロではありません。オウンドメディアで自社の魅力をしっかり反映させるために、事前のヒアリングだけでなく、制作や運用中も小まめにコミュニケーションをとりながら、情報共有をしてくれる会社を選びましょう。
SEO強い会社を選ぶ
オウンドメディアで成果を出すためには、あなたのサービスに興味のある見込み顧客を集めることが重要です。そのためには検索エンジンの検索結果にあなたのオウンドメディアのページが上位に表示される対策(SEO対策)が必要です。
例えば、離婚を考えている人が離婚にかかる費用を調べるために「離婚 費用」というキーワードを検索します。検索結果の上位にあるページには、多くのユーザーが集まります。つまりオウンドメディアはSEOに強いと集客がスムーズで成果を出しやすいのです。
代行会社を選ぶ際には、SEOなど専門知識がある会社があるかどうか確認しましょう。
オウンドメディアの制作運用に強い代行会社10選
では、前項でお伝えした選び方に基づいて、オウンドメディアの制作運用に強い代行会社を紹介します。「どの会社を選んだらいいか」と迷っている人はぜひ参考にしてください。
Hi-Standard(株式会社LINESIX)
- URL:https://linesix.co.jp/hi-standard/
- 所在地:東京都
- 設立:2013年
特徴
・弁護士・士業に強いオウンドメディアの企画からコンテンツの制作運用をトータルサポート
・企画・ホームページのみの制作など、部分的なサポートも対応
・大規模ポータルサイトから案件獲得の特化型LPなども依頼可能
株式会社エコンテ
- URL: http://econte.co.jp/
- 所在地:東京都
- 設立:2014年
特徴
・オウンドメディアの企画からコンテンツの制作運用まで全て依頼できる
・オウンドメディアの課題に合わせて、部分的なサポートも可能
・デジタル領域以外のイベントやサンプリングなどの広告・プロモーション活動も依頼できる
株式会社ZERO
URL: https://zero-s.jp/service/contents-seo/
所在地:東京都
特徴
・月間1200記事以上のコンテンツ制作実績がある
・オウンドメディアとランディングページを使った売れる仕組みを作るが得意
・徹底的なリサーチを元にコンテンツの作成を行うため、幅広い業種に対応できる
CROCO株式会社
URL:https://cro-co.co.jp/
所在地:東京都
設立:2015年
特徴
・自社でライターネットワークを保有し、育成も行う
・コラムやインタビュー記事だけでなく、メルマガなど幅広いジャンルのコンテンツの作成が可能
・1文字1円からリーズナブルな価格で、大量に記事作成を依頼できる「Shinobiライティング」を運営
S&Eパートナーズ株式会社
- URL: https://seo-best.jp/
- 所在地:大阪府
- 設立:2013年
特徴
・様々な経歴を持ったSEOコンサルタントが多数在籍
・多種多様なサンプルを記事単価と合わせて自社のホームページで公開
・保守メンテナンスから集客サポートまでアフターフォローも万全
株式会社ライトアップ
- URL: http://www.writeup.jp/
- 所在地:東京都
- 設立:2002年
特徴
・自社のオウンドメディアに合わせた、FacebookやInstagramなどのSNSの運用代行が得意
・メールマガジンからの集客支援も対応可能
・大手企業だけでなく法律事務所など専門性の高いオウンドメディアの制作実績が豊富
GH株式会社
- URL:https://ghjapan.jp/
- 所在地:東京都
- 設立:2007年
特徴
・医療、科学、ヘルスケアの分野での出版実績があるため、専門家向けのコンテンツに強い
・英語だけでなく、中国語など日本語以外のコンテンツの制作できる
・クオリティーの高いコンテンツを大量に制作できるため、高頻度の更新が可能
サイトエンジン株式会社
- URL: https://www.siteengine.co.jp/
- 所在地:東京都
- 設立:2008年
特徴
・オウンドメディアの企画から運用までノンストップで対応
・毎月1000記事以上、240,000文字以上とコンテンツの制作実績が豊富
・タイとインドネシアにオフィスがあり、海外ユーザー向けのコンテンツの制作が可能
株式会社サムライト
- URL:https://somewrite.com/
- 所在地:東京都
- 設立:2013年
特徴
・専門チームがオウンドメディアの立ち上げ、コンテンツ制作、分析改善までトータルでサポート
・記者経験者がオウンドメディアの状況や課題に合わせて良質なコンテンツを制作
・採用広報やマーケティングの特化した、採用オウンドメディアの制作実績が豊富
株式会社イノーバ
- URL:https://innova-jp.com/
- 所在地:東京都
- 設立:2011年
特徴
・コンテンツマーケティング支援に特化した制作会社
・IT業界や人材業界などB to Bのマーケティングに強い
・オウンドメディアの構築や運用ソフトの「Cloud CMO」を提供している
オウンドメディアの制作にかかる費用の相場
オウンドメディアの制作で気になるのが価格相場です。依頼したことがないと、見積書を見ても適正な金額がどうか判断できません。そこでオウンドメディア制作の価格相場を調べました。
- 20万円以下
- 20万円〜100万円
- 100万円以上
上記3つ価格帯でできるサービスの概要について解説します。
20万円未満
- 「早くオウンドメディアを立ち上げたい」
- 「品質はあまりこだわりがない」
という方は、20万円以下の予算での制作も可能です。主な発注先は、フリーランスや中小規模の制作会社が中心です。
この価格帯の一般的な制作内容は「WordPress」などの無料のCMSを利用して行われます。その際、デザインはテンプレートを利用する形になり、独自性やカラーを出したい方にとっては物足りなさがあるでしょう。また、サイトに掲載する写真、文章などは自社で準備する必要があります。
20万円〜100万円
- 「オリジナルのデザインで作りたい」
- 「読みやすいオウンドメディアにしたい」
という方は、20万円〜100万円程度の予算が必要です。デザイン品質や仕様、代行会社の見積もりなどで金額が異なります。主な発注先は、中小規模の制作会社が中心です。
20万円〜100万円の予算を準備できると、WordPressなどの無料のCMSを利用することに変わりはありませんが、理想のデザインに仕上げることができます。また、資料のダウンロード機能なども付与など、簡単なカスタマイズにも対応可能になります。
ただし、写真・イラストなどの画像類、発信する情報類(記事など)の制作料金は含まれない場合もあり、自社で準備する必要があります。
100万円以上
- 「集客戦略も考えて欲しい」
- 「いろんな機能を搭載したい」
という方は、100万円以上の予算が必要です。
100万円以上の予算があれば、もちろんオリジナルデザインで戦略に合わせた独自のCMS(コンテンツ管理機能)を用意できるため、読者とっても管理者にとっても効率的なメディア制作ができます。
写真・イラストの画像類、発信する情報の一部も合わせて依頼できます。自社でコンテンツを制作する必要もありません。
オウンドメディア制作に必要な作業
オウンドメディアの制作と言っても、様々な作業が含まれています。制作にはどんな作業が必要なのかをご紹介します。
戦略企画(プランニング)
戦略企画は、オウンドメディアで成果をあげるための戦略を考案することです。対応内容は以下のようになります。
- ターゲットの調査
- ターゲットのニーズを把握
- メディアコンセプトの考案
- コンテンツの企画
- キャッシュポイントの提案
自社でオウンドメディアのターゲット選定やコンセプトを考案している場合は必要ありません。戦略企画から代行会社へ依頼する場合は、予算が100万円以上となることが予想されます。
ディレクション
ディレクションは、円滑にプロジェクトが進むために管理をすることです。対応内容は以下のようになります。
- サイトの要件定義
- プロジェクトの進行管理
- クライアント対応
これらの作業は通常、代行会社Webディレクターが行います。そのため20万円以上のせいさくにはディレクション費用が発生するのが一般的です。もし、自社で要件定義や進捗管理などを行うなら、ディレクション費用は必要ありません。
デザイン・コーディング
デザインはオウンドメディアの外観や使いやすさを考案すること、そしてコーディングとは、用意したデザインをインターネット上で見られるようにプログラムすることです。対応内容は以下のようになります。
- ターゲットに好かれるデザインを考案する
- イラストや写真を加工する
- 動き(アニメーション)を付ける
ページ数が少ない、テンプレートデザインを利用するなどの場合は20万円以下でも対応可能な場合はあります。一方で、ページ数が多い場合やデザインにこだわりたい場合は、内容に応じて高額になります。
システム開発
システム開発は、オウンドメディアに様々な機能を搭載することです。
- ブログ機能を付ける
- ダウンロード機能をつける
- ログイン機能をつける
- 決済機能をつける
- その他、独自の管理システムをつける
オウンドメディアの戦略にあわせて、たくさんの機能を付ける場合は100万円以上の予算が必要になる可能性が高いです。しかし機能を抑えWordPressなどの無料の管理ツールを使用することで安価に抑えることもできます。
オウンドメディア運用代行の費用
オウンドメディアはサイトを制作して終わりではありません。新規の顧客獲得やブランディングのために運用するものです。そこで、オウンドメディア運用の価格相場も調べてみました。
- 月5万円以下
- 月5万円〜20万円
- 月20万円以上
上記3つの価格帯の運用内容について解説します。
月5万円未満
- 「月々の運用費用を抑えたい」
- 「コンテンツは自社のスタッフで作成したい」
という方は保守の依頼をしましょう。保守のみで月1万円程度、有料の管理ツール(CMS)を利用する場合でも月1万円~5万円程度の金額が目安になります。
月の予算が5万円以下の場合は、自社でオウンドメディアに掲載するコンテンツの制作や投稿。効果測定などは全て自社で行うことになります。オウンドメディアの運用に関わる作業は、思っている以上にあるため、別途担当者をおきましょう。
月5万円〜20万円
- 「運用の成果をきちんと把握したい」
- 「一部のコンテンツは代行会社へ依頼したい」
という方は、月5万円から20万円の予算が目安です。この価帯の場合、サイトの保守管理と合わせて、オウンドメディアの効果測定レポートなども含まれます。ただし、分析結果に基づいて新たな提案や施策は自社で行う形になります。
月20万円以上
- 「運用に関する専門的アドバイスまで欲しい」
- 「コンテンツの作成を全て依頼したい」
という方は月20万円以上予算が目安です。この価格帯の場合は、サイト保守費用、CMS利用料、レポーティング費用、コンテンツの制作、サイトの運営に関するコンサルティングなどの依頼も含まれます。もしくはオウンドメディアの運用や、SNSや広告の運用までまとめて依頼できます。
代行会社にどこまで依頼をするかによって、費用が大きく変動するため、依頼をする際には、社内でどこまで代行会社へ依頼するが決めた上で、見積もりを依頼するといいでしょう。
また、運用を全て代行会社に任せた場合でも、自社に代行会社の窓口となる担当者を置く必要があります。
オウンドメディア運用に必要な作業
運用費用に応じて、含まれる作業も変わります。では、オウンドメディア運用で必要になる作業には、どのようなものがあるのでしょうか。
オウンドメディアの管理
オウンドメディアの運営に担当者が必要なのは「管理」が常に発生するためでもあります。管理業務は、主に以下のような内容です。
- 不具合の対応
- サイトの修正
- 個人情報の管理
特に、WordPressなど無料の管理ツール(CMS)を使っている場合はこれらすべての対対応が必要になります。有料のCMS(月額1万円~5万円程度)の場合、高額のプランになるほどサポートも増えるので管理もラクになります。
コンテンツ制作
コンテンツとは、オウンドメディアに掲載する記事や画像を指すのが一般的です。コンテンツ制作の対応内容は下記の内容になります。
- コンテンツの企画
- 記事の作成
- 画像類の作成
- 掲載作業
コンテンツの種類(記事/動画など)や、発注数によって費用が変動します。オウンドメディアにとって、コンテンツの質は成果に直結する部分になるため、記事の質を担保したい場合は、コンテンツの制作は代行会社へ依頼すると良いでしょう。
レポーティング
オウンドメディアで目的を達成するためには、集客施策を分析し、その結果に基づいて運用方針を改善していく必要があります。レポーティングには次のような作業があります。
- レポート作成
- 施策結果のふり返り
- 新しい施策考案
日々のPV数や訪問者数はグーグルアナリティクスなど無料の分析ツールで確認できます。理想の成果を得るために、月1回の集客レポートの作成が一般的です。こうしたレポート作成も代行会社に依頼する場合、5万円~10万円程度の費用が発生することがあります。
- オウンドメディアの運用に関するアドアバイス
- オウンドメディアの内製化に向けての支援
この様なコンサルティングを依頼する場合は、20万円以上の費用が必要となるでしょう。
法律事務所・弁護士がオウンドメディアに取り組むべき理由
インターネットでの広告の代わりに、集客の手段として主流になっているのがオウンドメディアです。なぜ、オウンドメディアに取り組むといいか。その理由について解説します。
ブランディングになる
ブランディングとは「〇〇ならこの会社(この商品)」と多くの人に認識してもらうことです。
読者にとって役立つ情報をオウンドメディアで配信していくことで「この分野なら私たちの会社にご相談くださいね」というメッセージを認識させることができます。
その結果、競合他社との差別もすすんでいきます。
潜在顧客を集めて育成
検索エンジンの検索結果上位にページが表示されると、そのページに関心のあるユーザーがたくさん訪れます。それに伴い、商品やサービスへの関心が高まり、お問い合わせや購入に繋がる方も増える可能性があります。
このように、オウンドメディアを通して、自社の商品やサービスに関心をある潜在顧客を集め、顧客へと育成することができます。
オウンドメディアの運用代行を外部の専門家に依頼するメリット
オウンドメディアを立ち上げには知識や人材が必要になります。そのため、代行会社へ依頼すると下記のようなメリットがあります。
- 本業に専念できる
- より価値のあるメディアになる
- 集客・セールスに悩まない
- 客観的な視点を持てる
それぞれ詳しく解説していきます。
本業に専念できる
オウンドメディアは自社のホームページとは違い、完成後も以下のような定期的な運用管理が必要です。
- サイトの保守管理
- コンテンツ作成、掲載
- SNSとの連携配信
この様に日々の作業は少なくありません。本業の合間で運営しようとすると、本業に支障を与えてしまう恐れがあります。運用代行会社へ依頼することで、担当者も本業に専念できる環境になります。
より価値のあるメディアになる
近年、オウンドメディア事業を始める企業も増えており、競合サイトも増えている可能性はあります。オウンドメディアでライバルに打ち勝ち、早く成果をあげるために、多くのユーザーを集めることが必要です。戦略企画、デザイン、運用など様々な専門家の力を借りることで競合よりも価値あるオウンドメディアが作りやすくなります。
集客・セールスに悩まない
- 「どうやって効率よく集客するのか?」
- 「どのように売上アップにつなげるのか?」
オウンドメディアの集客には、このような悩みがつきものです。SEOなどWebマーケティングの知識をもつ運用代行会社に依頼をし、正しい運用ノウハウを提供してもらうことができます。
客観的な視点を持てる
代行会社に依頼すると、業界状況や他社事例も教えてもらうことができます。こうした情報は自社のポジションや、強みなどを客観的に知ることにも役立ちます。オウンドメディアの戦略とターゲットのニーズに乖離がないかを改めて考えることができます。
オウンドメディアを代行会社へ依頼するデメリット
オウンドメディアを代行会社へ依頼しても、いい事ばかりではありません。
- 費用が発生する
- 運用ノウハウを蓄積できない
ここではデメリットについて解説します。
費用が発生する
前述したとおり制作~運用には費用が発生します。制作に100万円、運用に20万円というケースも少なくはありません。
しかし、自社運用をするにも「SEOに関する知識」や「コンテンツの制作知識」など専門的な知識は必要です。Web担当者を雇用するか、時間をかけて学んでいく必要がありますので、依頼することは、デメリットばかりではありません。
運用ノウハウを蓄積できない
オウンドメディアの運用を代行会社に丸投げしてしまうと、貴重なノウハウを蓄積できない可能性もあります。自社にも専属の担当者をおき、代行会社と二人三脚となってサイトを育ていく意識をもちましょう。